分割撮影された大容量データを自動で接合し、一枚の画像にする技術です。
ポイントとしては部部画像を撮影する際に、紙ののりしろのように、ある程度画像が重複する形で撮影されていることが前提となります。接合時、その重複部分を自動で見つけ出し、重なりとして配置します。
またスキャン画像は微細な歪みやずれなどが発生します。
この歪みやズレに対しても、自動補正するような処理も行っております。
■ 概要
デジタルアーカイブなど一度に撮影、撮影が困難なコンテンツの場合、部分撮影をして後で接合するという手順を踏むことがあります。ただし通常の画像編集ソフトで大容量画像を接合する際に、歪みや作業PCなどのメモリなどの問題で、手動では困難を極め、作業効率も良くありません。
本システムはデジタルアーカイブに関する京都大学・九州国立博物館との共同研究の中で、弊社はデジタルアーカイブ閲覧用の大容量画像ビューアを作成する中で、上記のような問題を解決する技術としてSCREEN ICT ソフトウエアが開発しました。
■【画像接合イメージ】
《接合前》
《接合後》
■【画像処理概要】
■【導入効果】
・大型二次元被写体のデジタルアーカイブ
・パノラマ画像生成
・フィルム置版のデジタル化、地図のデジタル化
・ドローンなどで撮影した航空写真の接合
■ お問合せフォーム
※ 京都大学・九州国立博物館・エステンナイン京都(現SCREEN ICT ソフトウエア) 共同研究
(独立行政法人 科学技術振興機構 「重点地域研究開発推進プログラム」)